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北村美術館は、実業家で茶人でもあった北村謹次郎が収集した茶道具を中心としたコレクション品の、個人美術館です。昭和50年(1975年)に財団法人北村文華財団が設立され、美術館はその二年後に開館しました。所蔵品には国の重要文化財14件を含まれています。北村家は、奈良県吉野地方で代々林業を営む旧家である。北村謹次郎は、明治37年(1904年)、奈良県吉野に生まれ、家業の林業を営むかたわら、大正15年(1926年)に、12代家元・惺斎宗匠のもとに入門し、茶を楽しみ、夫婦で茶道と美術品収集に励みます。そうして、自らの収集品を展示すすることにし、昭和52年(1977年)に、美術館を開館しました。館には陶磁器、彫刻、絵画、墨蹟、金工、石工、漆工、染色など幅広いコレクションで、『墨画淡彩鳶鴉図』などの国の重要文化財も多数。その後、平成3年(1991年)88歳にてこの世を去りました。謹次郎は子供に恵まれず、美術館も財団法人北村文華財団が運営していて、住まいであった「四君子苑」の名で呼ばれている邸宅も、年に二回公開されるときに人が足を踏み入れるだけなので、寂しい状況が続いている。

北村美術館玄関

北村美術館は、河原町今出川を南東方向に入ると、すぐに分かります。美術館そのものは三階建ての小さなビルで、展示スペースは三階だけになっています。入り口は二階になっていていますが、鉄の扉になっていて、重々しい雰囲気にちょっと驚きました。しかし中にはいると重々しい雰囲気はなく、受付の女性が明るい雰囲気で迎えてくれます。展示スペースは小さなビルのワンフロアなので、ゆっくり見学してもすぐに鑑賞できます。展示品は個人蔵だったとは思えないような、貴重な品が多く、中には重要文化財に指定されている所蔵品があります。見学後に受付の女性に話を伺うと、個人蔵の美術館なので所蔵品の点数がそんなに多くなく、二,三年もすると展示品が一周するので、来場者が何度も訪れることが少ないのが悩みだとおっしゃっていました。

北村美術館全景
所在地 〒 602-0000 京都市上京区河原町今出川下ル一筋目東入ル
電話番号 (075) 256-0637
開館時間   午前10:00~午後4:00まで
休館日 月曜日、祝日の翌日
最寄りの交通機関 「河原町今出川」バス停下車  徒歩2分
駐車場 館の一階に三台(無料)
ホームページ 公式ホームページ   北村美術館