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野村美術館は、野村證券・野村銀行(後の大和銀行、現在のりそな銀行)などを築き上げた2代目野村徳七〈1878年~1945年〉が収集した所蔵品を中心にして、展示している個人美術館です。1983年(昭和58年)に財団法人野村文華財団が設立されて、翌年に開館され現在に至っています。2代目野村徳七は1878年(明治11年)8月7日、初代野村徳七の長男として生まれ、幼名は野村信之助です。野村徳七の経済活動については、1991年に出版された『ハウスオブノムラ』に詳しく書かれていますので、そちらをご参照ください。野村徳七は経済活動以外に日本文化にも造詣が深く、得庵(とくあん)と号して茶の湯と能楽に深く傾倒しました。そのため、茶人として工芸品の収集や、千家のパトロンとして惜しみない支援をして、戦前の経済的に苦しかった千家を助けたりしました。収集品の中には、重要文化財7点、重要美術品9点が含まれ、茶の湯」と能楽に関する貴重なコレクションになっています。また日仏文化協会創立に関わったことから、フランス政府から勲章を受章しています。

野村美術館

野村美術館は南禅寺近くの、閑静な土地にあります。外観は数寄屋風になっていて、それからも日本美術に造詣が深い雰囲気がします。展示室は一階と地下の二室だけです。展示室も個人美術館らしく、そんなに大きなスペースではありませんが、展示(所蔵)されている茶の湯と能楽に関する品々は、貴重な美術品ばかりで、どれだけの財力があればこんなに豊富なコレクションが収集できるのか、驚いてしまいます。中には重要文化財に指定されている収蔵品もあり、収蔵目録をみても目を見開いてしまいます。展示スペースが余り広くないので、簡単に見ていけばあっという間に見学時間は終わってしまいますが、どれも味わい深い品々ばかりなので、結構長い時間を過ごせる美術館です。

野村美術館
所在地 〒 606-8434 京都市左京区南禅寺下河原町61
電話番号 (075) 751-0374
開館時間   午前10:00~午後4:30まで(入館は16:00まで)
休館日 開館期間中の月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌火曜日休館。)、春と秋に開館します。
最寄りの交通機関 地下鉄東西線「蹴上駅」下車  徒歩5分
駐車場 なし
ホームページ 公式ホームページ   野村美術館