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京都水族館は、京都駅の北にある梅小路公園の一部敷地を利用して開館した、日本最大級の内陸型の水族館です。梅小路公園の敷地内には、梅小路蒸気機関車館や児童公園があり、週末は家族連れでいつも賑わっています。

 京都水族館の歴史

メインの大水槽。水量は500tある。

京都水族館

京都水族館は2012年(平成24年)3月14日に開業しました。水族館を建設する計画が表面化したのは、 2008年(平成20年)のことで、オリックス不動産が計画を主導しました。計画が持ち上がったとき、建設反対運動が起きました。梅小路公園が広域避難所に指定されているので、大規模災害時に市民の避難場所が狭くなる、などの理由で訴訟に発展しました。裁判の結果、いずれの訴訟も却下され、建設計画が進行することになりました。梅小路公園と隣接する京都市の土地を賃貸して2010年に建設が着工し、2012年に竣工しました。延べ床面積約11,000m²、水槽総容量は約3,000 tで、3階建ての建築構造になっています。

京都水族館

京の川ゾーンは鴨川と由良川を再現している。

水族館の運営は、総合管理業務が大京グループ内ビル管理事業会社のオリックス・ファシリティーズ株式会社が行い、運営業務はオリックス水族館株式会社が行っています。全国の多くの水族館が海辺で開設されているのに対し、京都水族館は京都市の中心部に開設されているので、海水の確保が難しく、高性能濾過システムによる人工海水を100%利用しています。これは日本では初めてのことです。京都の水族館であることを意識し、見学順路の最初に京都の水辺を再現した展示施設があります。他にも大小様々な水槽やケープペンギンの飼育展示水槽などがあります。水族館につきもののイルカショーのプールもあります。

  京都水族館の散策
京都水族館

ペンギンの飼育水槽は広くて見やすい。

水族館の玄関で入場券を購入し、見学順路に沿って歩いて行くと、最初にあるのが京都の川ゾーンです。このゾーンは二つのセクションに別れていて、一つ目は鴨川上流域が再現されています。ここの見物はオオサンショウウオで、展示コーナーとして国内最大規模を誇ります。実物のオオサンショウウオが飼育・展示されていて、これほど大きなサイズのオオサンショウウオを見たのは初めてです。次のセクションは京都府北部由良川が再現されています。コイ、ギンブナ、サクラマスなどを展示しています。次のゾーンはかいじゅうゾーンと名付けられ、アザラシとオットセイが飼育・展示しています。次のゾーンはペンギンゾーンで、ケープペンギンが飼育展示されています。展示施設が割と高い位置にあり、見学者とペンギンの目線が同じ高さになっていて、ペンギンの生態を観察するのにいい状態になっています。ケープペンギンの表情が愛くるしく、長い時間留まって観察する見学者が結構います。

京都水族館イルカスタジアム

イルカスタジアムのプールはやや小さい。

次のゾーンが水族館のメインである海洋ゾーンになります。このゾーンには大小様々な水槽があり、ウニやヒトデ、タカアシガニなどが展示されていています。メインの大水槽は、水量500tで、高さ6m、1〜2階吹き抜けで、厚み240mmのアクリルガラス製で出来ています。マダラトビエイや、ホシエイ、クエ、アオウミガメなどが展示され、泳ぎ回る大きな魚群を観察できます。見学順路の最後にあるのがイルカショーのプールです。観覧席数は1,048席あり、どの席からもプールがよく見えるので、誰もが楽しむことが出来ます。観客席は南向きに設置されているので、座っていると遠くに東寺の五重塔が見えます。肝心のイルカのプールですが、他の水族館のプールに比べて狭いように感じられ、イルカの泳ぎが窮屈に見えます。

京都に近い水族館として、大阪の海遊館や三重県の鳥羽水族館があります。どちらも日本では有数の広さを誇る水族館で、それに比べると京都水族館は規模の面で見劣りしてしまいます。何しろ立地が京都の中心部なので、建設コストなどを勘案すると、それも致し方ないのかもしれません。

水族館へのアクセス

〒 600-8835 京都市下京区観喜寺町35-1

Tel.(075) 354-3130

JR「京都駅」下車徒歩15分

専用駐車場はありません

営業時間 : 10:00~20:00

休館日 : なし(年中無休) ※施設点検、気象状況などで臨時休業をする場合があります。

入場料金 : 大 人 : 2,050円  高校生 : 1,550円  小学生・中学生 : 1,000円  幼児(3歳以上) : 600円

京都水族館のホームページ  : http://www.kyoto-aquarium.com

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