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京都で一番の歓楽街、祇園は八坂神社の西門前の四条通を挟んで、南北の地域から、鴨川東岸の地域を指しています。昼間は割と閑散としていますが、夕方ぐらいから打って変わって、人の往来が盛んになります。「フジヤマ・ゲイシャ」の言葉が海外の人にとって日本の代名詞になっているように、この地は日本だけでなく、外国からも注目を集めている街です。この地名は八坂神社をかつて祇園社、祇園感神院などと称したことから来ています。

      祇園の歴史

祇園甲部歌舞練場。ここは舞妓・芸妓の修行の場

祇園甲部歌舞練場

祇園の名については色々と説があります。インドの長者が釈尊とその弟子のために建てた僧院を「祇園精舎」にしたとの故事にちなみ、藤原基経が邸宅を寛慶寺に寄進したので、祇園の名前が付いたという説や、牛頭天王は祇園精舎の守護神で、この神を祀った感神院を祇園精舎に因んで祇園天神と呼ばれるようになったとの説があるようです。

現在「祇園」と呼ばれている地域は、古くは八坂郷と言われていて、祇園社は八坂郷の鎮守でした。それがいつの頃からか、祇園の名称が地域を表すようになりました。この地が遊興の地になったのは江戸時代の中期の頃からのようで、それまでは参拝する人を相手にする茶店が、少しあったぐらいのようです。それ以降は次第に花街として街が発展していきました。祇園は四条通りを境として、南側の甲部と北側の乙部に分かれます。京都には花街が5つありますが、祇園甲部が京都の花街の代表的な場所のように報道されるのは下記の理由があります。それは建仁寺が十八世紀前半に仏道再建のために財政が逼迫し、境内を開発したことに端を発します。明治以降の京都府の施策もあり、建仁寺が上地した土地の景観が整備されていきます。それによって甲部が発展して観光と結びついて、芸に特化した舞妓像が作られていきます。行政の保護の元、京舞井上流が祇園甲部に定着したことも大きな要因です。一方の乙部は、宮川町や七条新地と同様、娼妓が中心でした。第二次世界大戦までは都市部の男性労働者の初交体験の多くが売娼によるものでしたが、売春禁止法により乙部は衰退してしまいます。

四条縄手を南に入ったところにある一力茶屋。
ここで忠臣蔵の大石内蔵助が豪遊して、敵の目を欺いた。

祇園一力茶屋

祇園の街を支えてきたのは、西陣や室町の呉服関係の旦那衆で、呉服があまり売れなくなった現在でも両者の関係は切り離せません。昭和になってからも、京都市の観光政策で、祇園の文化は保護をされていて、世界的にも「京都と言えば、舞妓」のイメージが確立されました。毎年春に行われる『都をどり』は、祇園の芸子・舞妓衆の一大イベントで、各地から多くの方が見に来られます。祇園甲部歌舞練場は、いつも舞妓が修行に向かう姿が見受けられます。今では一般の方も舞妓の衣裳を着て、散策できるサービスがあり、なかなかの人気でちょっと見ただけでは、舞妓かどうかは分からず、観光客の方と記念撮影をする場面を目にすることがあります。

祇園標識
  祇園の散策

地面に埋め込まれている道路案内。
標識にも祇園らしさが。

祇園を歩いていると落ち着いた町並みが続いていて、京都らしい雰囲気が感じられます。高層建築は無く、足下も石畳が続いて散策していても自然と歩くスピードは緩みます。しかしこの地に日本中央競馬会の場外馬券売場が出来たあとは、街の雰囲気が一変しました。その時の反対運動は物凄いものでしたが、すったもんだの末、結局出来てしまいました。特に所在地が祇園甲部歌舞練場の隣にあることもあり、ギャンブルをされている方と、その横を歩く舞妓とのミスマッチにいつも違和感を覚えます。また目の前に建仁寺があるので、その違和感にいっそう拍車が掛かってきます。商売なので、営業の自由はどの事業体にもありますが、中央競馬会にもう少し配慮があってもよかったではないかと、今でもに思われます。

祇園美登幸

祇園界隈は有名料理店が並び立つ。

しかしそれはあくまでもその一角だけで、少し東に歩くと昔の祇園の雰囲気が色濃く残っています。お茶屋・料亭・スナックなどが続く町並みはどれも控えめで、観光客に人気があるのもうなずけます。特に夜は、昼間とは街の表情が一変します。お茶屋や料理屋が玄関先に水をまいた後が、車のライトに光っているのを見るだけでも値打ちがあります。お茶屋は一見さんお断りですが、中にはお茶屋や元芸妓が経営するスナックが有り、それらの店は一見さんお断りではないので、雰囲気を楽しむことが出来ます。他にも色々な飲食店もあります。一度祇園のお店で食事をするのもいいものです。少しお値段は高いですが。

祇園へのアクセス

京阪四条駅より歩いて5分

祇園商店街振興組合のホームページ  : http://www.gion.or.jp

祇園周辺の観光・宿泊

観光地: 八坂神社 建仁寺 鴨川 木屋町 先斗町 新門前

宿泊施設: ギオン福住 京都祇園ホテル 料理旅館 花楽 祇園佐の