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城南宮は市パス「城南宮」下車、京阪国道の東側に接する下鳥羽中島宮ノ前町にあります。名神南インターの北にあると言った方が、分かりやすいかもしれません。この地は、平安時代は、鳥羽離宮があり、長閑な水郷地でしたが、明治維新の際には、官軍と幕府軍とが、京都の争奪戦を始めた激戦地でした。近くの公園には、その事を顕彰する石碑があります。

 城南宮の歴史

城南宮は創建時から方徐、交通安全のの神として知られていている

城南宮 鳥居

城南宮は国常立尊・大国主命・神功皇后の三神を妃る旧府社で、別名に城南神社とも言われています。その創紀由緒については諸説あり、はっきりしませんが、かつてこの地にあった城南寺の鎮守社であると推測されています。「吏部王記」(「大日本地名辞書」所引)によれば、

延長三年(925年)八月城南寺祭行幸

とあり、すでに平安中期ごろから当寺の祭礼があったことが想像されます。祭礼は別名、城南寺明神御霊会ともいい、祈雨の祈願がおこなわれ、また祭礼の日には競馬が盛大におこなわれました。鳥羽離宮が造営されると、寺や神社はその域内となりましたが、競馬は離宮の年中行事として引継がれ、毎年五月に催されました。この競馬がいかに盛大なものであったかは、承久の変にあたって後鳥羽上皇が、城南寺の流鏑馬に託してひそかに鎌倉幕府打倒の兵をあつめられたことによっても知られています。

城南宮 神苑神苑は丁寧に人の手が届いている

離宮の荒廃後、城南寺も他に移りましたが、神社だけは残りました。中世以降は上鳥羽・下鳥羽・竹田三村の産土神として、また方除けの神として一般に崇敬され、明治十年には式内真幡寸神社と公認されました。しかしこの地は鴨川にのぞむ低湿地で、このような地に古代村落のシンボルである式内社があつたとは、少し考えにくい感じがします。眞幡寸神社とは上賀茂神社の別社として雷神を祀った神社で、もとはここより東方深草地方の丘陵地にあったといわれた後、この地に移されたか、または合祀されたと考えられます。いまの鎮座地は城南の社といわれる、うつそうたる樹木の中にあって、本殿以下多くの社殿が整然として建ちならび古杜らしい森厳な面影をとどめていいます。

  城南宮の散策

神木をどれだけ大切にしているか、よく分かる

城南宮 神木城南宮に行くには、自動車を利用するのが便利で、公共の交通機関を使うと少し不便を感じます。京都市地下鉄を利用すれば、最寄りの駅は竹田駅になりますが、歩くと少し時間が掛ります。バスを利用すると、あまり本数が無く、時間調整が難しく感じます。城南宮の直ぐそばには、名神高速京都南インターチェンジがあり、国道1号線も走っていて、境内にいても自動車の走行音が引っ切りなしに聞こえてきます。 城南宮は平安期には、鳥羽上皇の離宮があった場所ですが、当時の鳥羽離宮は城南宮の敷地よりかなり広大で、北は鳥羽浄水場辺りまで含まれています。しかし、城南宮にも鳥羽離宮の面影は残されていて、それは神苑に残っています。回遊式の庭園は、平安期には桂川の水を引き入れて、流れを作っていたのをそのまま引き継ぎ、庭園にせせらぎをもたらしています。現在も鳥羽離宮で行われていた歌会などの宮中行事を再現しています。しかし、庭園の一部に竹林があり、京都の自然環境を考慮すると「いくらなんでもやりすぎではないか」と思ってしまいます。庭園全体としては、非常に良く整備されていて、大原三千院を思い起こさせます。四季折々の花が咲くように、植木の選定もよく工夫されていて、庭師の苦労がにじみ出ています。庭園を出ると、絵馬舎があります。絵馬舎に掲げられている絵馬は、比較的保存状態が良く、絵馬舎の下では甘酒が振舞われていました。絵馬舎を通り過ぎると、鳥居があります。丹塗りの鳥居はその歴史にふさわしく、立派な造りになっています。

本殿の屋根の形状は非常に珍しい

城南宮 本殿鳥居を過ぎると、拝殿があります。拝殿は一般的な神社に見られる拝殿と、同じような雰囲気があります。天井画や人物画などは一切なく、極めてオーソドックスな形式となっています。拝殿の奥にあるのが本殿ですが、ここの本殿は少し変わっていて、本殿に前殿(祈祷殿)がくっついています。屋根の形状を見ていると、本殿はいわゆる神社形式と言われる片流れの屋根で、前殿の屋根は切妻形式の屋根です。話を伺うと、昭和43年に再建された時から、この形状で、それ以前の形式は分らないと言われました。本殿の周囲には、八幡宮や厳島神社を勧進した小さな祠があり、全国各地の神々に参拝することが出来ます。城南宮は創建時から方徐(ほうよけ)、交通安全のの神として、知られていて、京都人は自動車を購入した時に、お祓いをしてもらったり、家を新築や増改築をしたときなどには、清めの塩を求めて自宅の玄関に撒いたりして、馴染みの深い神社の一つと言えます。自動車にお祓いをしてもらうのに、斎館の前には、自動車専用の修祓所があります。京都で自動車を運転していると、城南宮の交通安全のお守りを付けている車をよく見かけます。境内の東には芹川神社あります。菅原道真を祭神とする末社の一で、もとは芹川村(城南宮の南500m下鳥羽渡瀬町)に祀られていたから芹川天神といいます。また木杜氏(菅公の子孫といわれている)が斎祀していたので、木杜神社とも言われました。芹川は平安初期に、仁明天皇などがししば遊猟し、また多くの和歌の題材となったところですが、いまはすつかり開拓されて工場地となっています。

城南宮へのアクセス

〒612-8459  京都市伏見区中島鳥羽離宮町7

TEL (075)623-0846

京都市バス「城南宮道」下車徒歩5分

拝観時間  9:00-16:30

拝観料:500円、  小・中学生  300円、  障害者手帳を提示の方  300円

その他詳しくはホームページをご覧下さい。

ホームページ  : http://www.jonangu.com

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