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桂は京都市西部にあり、阪急京都線桂駅を中心とした住宅街で、桂駅からは河原町や嵐山などの京都の有名な観光地に向かう事が出来ます。幹線道路が近くを通っているので自動車の流量も多く、朝夕はいつも混み合っています。この地にある桂離宮は、かつて八条宮智仁親王が造営した別荘で、周辺の自然を巧みに取り入れた造形美は、テレビなどにも度々取り上げられ、見学の予約を取るのも抽選になり、簡単に入ることは出来ません。詳しくは桂離宮をご覧下さい。桂駅は桂地域の中では南の方にあり、かつては下桂村と呼ばれていました。

        桂の歴史

阪急電鉄 桂駅阪急桂駅は1985年(昭和60年)に橋上駅となった。

この地を「桂」と呼ばれるようになったのは、いくつか説があります。その代表的なのを紹介します。桂の地から東に行くこと数キロ、「葛野」と呼ばれる通りがあります。葛野は京都の歴史の中でも、初期の段階から登場する地名で、『日本書紀』にも登場します。神武天皇の即位に功労があった一人に頭八咫烏がいますが、その子孫に葛野主殿県主というのがいます。「県主(あがたぬし)」、つまり地主として名前が登場し、その地名として出てくるのが、「葛野」です。「葛」は、「かずら」と「くず」との二つの読み方があり、「葛野」はかずらが多く生えている原っぱ、と言った感じになります。桂は葛野の西側にあり、「かずらの」から「かづらの」になり、濁音が取れて「かつらの」から「かつら」になったとされる説があります。しかし、「かずらの」が「かつら」になるのは、少し無理があるような感じもします。

桂離宮桂離宮の拝観入り口。

桂と呼ばれている地域の西側に、川が流れていて、その川は上流では大堰川と呼ばれ、少し下ると桂川と呼び方が変わります。大堰川の呼び方は嵐山を参照して下さい。桂川の呼び名は「かずらの」の西側に流れる川、と言う解釈もありますが、少し文献を当たってみますと、嵐山の南に松尾と呼ばれる地域があり、ここには朝廷に贅(にえ)を献上する殿舎があり、藤原実資も贅殿付近で乗船して、藤原道長の別荘に向かったりしています。この贅殿付近を詠ったものに、「大井に紅葉の流るるを見侍りて/色々の木の葉流るる大井河しもは桂の紅葉とや見ん」というのがあり、大堰川の下流には桂の木が自生していて、それが紅葉しているのが分かります。このことから「桂」は、松尾の南に沢山桂の木が生えてきたことに由来する、と考えるのが自然であると思われます。桂の木は堅く、家具の材料によく用いられます。京都は数多くの戦乱があり、幾度も戦火で焼け野原になりました。桂の地に自生していた桂の木も、戦火が終息するたびに切り出され、今では自生するものは見ることが出来ません。

   桂の散策
中村軒

中村軒は水曜日が定休。

桂は阪急京都線桂駅を中心として、街が形成されています。多くの住宅が建ち並び、京都の代表的なベットタウンで、桂駅からは大阪・梅田や嵐山、河原町といった京都・大阪の主要な街に線路が延びています。桂駅は 1928年(昭和3年)に、新京阪鉄道高槻町(現・高槻市)駅から京都西院(現・西院)駅間開通と同時に開業し、1943年(昭和18年)に、京阪電気鉄道と阪神急行電鉄との合併により、京阪神急行電鉄の駅となりました。駅の玄関は西口と東口があり、その両方にバスターミナルがあって、朝夕の通勤時間帯には、駅や周辺道路は非常に混み合います。駅の中には様々なお店が入居し、ターミナル駅として一年中賑わっています。しかし駅を少し離れると住宅が建ち並び、京都でも地価が高いことでも有名です。桂駅から北東方向に向かうと、和菓子の老舗、『中村軒』があります。この店の創業は古く、創業明治16年(1883年)から続く宮内庁御用達の和菓子の名店です。どれを食べても上品な甘さで、何度食べても食べ飽きることがありません。店の看板商品になっている「麦代餅」も、上品な甘さの餡と、それを包む餅の柔らかさが絶妙で、夕方に買い求めても品切れになっていることがあります。店の奥には畳敷きの喫茶コーナーがあり、夏場にはかき氷を求めるお客さんで満杯になることがあります。中村軒の北には、桂離宮があります。八条宮家初代の後陽成天皇の異母弟である智仁親王(1579年 - 1629年)によって、八条宮家の別荘として建築が始まり、約50年に三度にわたる造営と改修を経て完成します。詳しい内容は、桂離宮をご覧下さい。広大な敷地に回遊式庭園を設けた趣向は、多くの書籍やテレビ番組にも取り上げられ、何度も訪れる方も珍しくありません。見学するには予約が必要で、いきなり尋ねても中にはいることは出来ません。しかし周囲の生け垣を見るだけでも一見の価値があります。丹念に作られた生け垣は、それを守るために多くの努力が重ねられているのが分かります。

桂へのアクセス

阪急京都線桂駅周辺

桂周辺の観光

観光地: 嵐山 太秦 桂離宮 松尾大社 天龍寺

宿泊施設: 嵯峨一休 ビジネスホテル嵐山 宿らんざん ホテル嵐亭
高雄もみぢ家本館