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京都市動物園は岡崎公園の一角にあり、京都市民はこの動物園を「岡崎の動物園」と呼んだりしています。京都で生まれ育った人なら、誰もが幼稚園や小学校の遠足で一度は訪れたことがあります。近隣には京都市美術館や近代美術館などの展覧会施設、平安神宮や南禅寺などの神社仏閣が数多くあり、京都でも有数の観光地域になります。

   動物園の歴史

正門入り口のドアはキリンが透かし彫りになっている

京都市動物園正門

京都市動物園は、大正天皇のご成婚を記念して、明治36年(1903年)4月に敷地面積34,059㎡収容動物61種238点で開園されました。全国で2番目に歴史ある動物園であり,市民から多額の寄付金が寄せられ,全国で初めて市民の手によって創設された動物園です。初日の入園者は、6,591人でした。ちなみに日本で最初に出来た動物園は東京の上野動物園で、明治15年(1882)年に農商務省所管の博物館付属施設として開園しました。1924年(大正13年)に皇太子殿下(昭和天皇)のご成婚を記念して、東京市に下賜されました。第二次世界大戦中は他の動物園同様、軍の命令によりヒグマ,ホッキョクグマ,ナマケグマ,マレーグマ,ツキノワグマ,ライオン,トラ,ヒョウを処分。カバ,ラクダ,シマウマ,スイギュウなども飢えや栄養失調,暖房が出来ないための寒さで死亡したりしています。終戦時の収容動物は、72種274点でした。ちなみに開戦前(昭和15年末)は209種965点でした。終戦直後は米国占領軍の接収により、園の南三分の一はモータープールになりました。昭和27年5月には接収を解除され、元のように動物を収容するケージが設けられました。その後は順調に収容動物は増え、開園100年にあたる2003年4月には、収容動物は175種721点になりました。現在では、哺乳類40種/204点,鳥類55種/188点,爬虫類31種/112点,両生類4種/30点,魚類3種/88点の計133種/622点の動物を飼育して(2015年10月末時点)います。

空間が広く取ってある

京都市動物園

その後動物園を巡る社会的な環境が変化し、京都市動物園もそれにならいます。環境の変化とは、それまで動物園の主な目的が、普段見る機会の少ない動物を取得(購入)し、市民に公開して楽しんでもらう、といったものでした。今日でもその目的は失われていませんが、別の目的が付随しました。それは「種の保存」です。周知の通り、世界的な自然環境の喪失により、貴重な動植物が絶滅してしまう恐れが出てきています。その絶滅してしまう恐れのある動物は、世界各地にある動物園で飼育されていることが少なくありません。それで世界の動物園が加盟している国際機関が中心となって、貴重な動物のカップリングをして、子孫を残すための取り組みをしています。京都市動物園では、象とゴリラの繁殖に取り組んでいます(2016年現在)。又、京都市は市民に動物園への来園を促すため、2009年(平成21年)11月に新「京都市動物園構想」を策定し、園の施設整備を進めてきました。その計画が2015年11月に完了し、装いを新たにしてオープンしました。

  動物園の散策
京都市動物園遊園地

観覧車や蒸気機関車は無くなっていない

2009年に策定された新「京都市動物園構想」に基づき、園の施設整備を進めた結果、2015年11月に完了してリニューアルオープンしました。リニューアルしてから初めて訪れ、入園すると空間が広くて、驚きました。リニューアルする前は、入園すると所狭しと動物の入ったケージがありましたが、現在は「ここは公園か」と疑いたくなるほど、広々とした空間があります。先に書いた通り、2003年4月には175種721点の収容動物がいましたが、2015年10月末には133種622点に減っています。収容するケージが減ったので、その分飼育する動物が減ってしまうのは当然のことです。それは経費削減のためなのか、それとも狭い空間に所狭しと動物を収容すると、動物にストレスが溜まって良くないと考え、それで減らしたのかは分かりません。もし後者であるとするなら、もう少しそれぞれの動物が入っているケージを広くすればいいのに、と感じました。

テーマが設けられた施設は一見すると動物園の建物とは感じられない。

京都市動物園京都の森

2015年11月にリニューアルオープンしましたが、全ての施設やケージが新しくなった訳ではありません。ニホンザルを収容する施設など、幾つも以前からあるものもありますし、新「京都市動物園構想」に基づいて設けられたテーマを決めた施設もあります。「おとぎの国」、「類人猿舎」,「ゴリラのおうち~樹林のすみか~」,「ひかり・みず・みどりの熱帯動物館」などがそれに当たります。それらの施設の入り口はモダンで、これが動物園でなく街中にあれば「これはレストランか」と思わせるほど、きれいな作りになっています。先に「それぞれの動物が入っているケージを広くすればいいのに」と書きましたが、アジア象が入っているケージは以前に比べ非常に広くなっていました。これも先に書いた通り、京都市動物園では象とゴリラの繁殖に取り組んでいることの現れだと感じます。ケージもそうですが、リニューアル前と変わっていない施設がまだあります。それは観覧車や機関車がある小さな遊園地です。以前から動物園に観覧車は必要なのか疑問に思っていましたが、動物園は家族で楽しむ施設である、と考えると必要なのかもしれません。

動物園へのアクセス

〒606-8333  京都市左京区岡崎法勝寺町126

TEL:075 771-0210

地下鉄東西線蹴上駅より歩いて5分

入園料金
一般:600円  団体(一般:30名以上):500円  中学生以下:無料

開園時間
・3月~11月の期間  AM9:00~PM5:00・12月~2月の期間  AM9:00~PM4:30

休園日

・月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌平日)
・年末年始(12月28日~1月1日)1月2日又は3日が月曜の場合は開園し,4日が休み

公式ホームページ  : http://www5.city.kyoto.jp/zoo/

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観光地: 南禅寺 青蓮院 蹴上 平安神宮

宿泊施設: ホテル平安の森京都 八千代 ウェスティン都ホテル京都