京都タウンマップ
洛南/京都駅・東寺周辺

top>>洛南>>京都水族館

洛中/二条城・御所周辺

洛東/祇園・岡崎周辺

洛北/大徳寺・植物園周辺

洛南/京都駅・東寺周辺

洛西/大原野・大枝周辺

嵯峨・嵐山方面

鞍馬・花脊方面

伏見・醍醐方面

京都鉄道博物館は、京都駅の北、約二キロの距離にあり、梅小路公園の一角を利用し、2015年8月30日に閉館した梅小路蒸気機関車館と、2014年4月6日に閉館した大阪の交通科学博物館の収蔵物の一部を移設し、新たな展示物を増設した日本最大の鉄道博物館です。梅小路公園には2015年に開館した水族館もあり、これまで賑わいと無縁だった地域が、京都の新たな観光スポットになっています。

 鉄道博物館の歴史

展示している列車の一部は列車の下を見学出来るようになっている。

京都鉄道博物館

かつて京都には1972年に国鉄開業100周年を記念して、梅小路機関区の扇形庫を活用して開設された梅小路蒸気機関車館があり、蒸気機関車の歴史の展示や動態保存がおこなわれていました(梅小路蒸気機関車館参照)。また大阪には交通科学博物館があり、ここには鉄道全般の歴史の展示がされていました。どちらも週末には、昨今の鉄道ブームを反映して、家族連れを中心とした鉄道ファンで賑わっていました。近年、埼玉と名古屋で大きな鉄道博物館が開設し、どちらも大盛況の賑わいとなっているのを受け、JR西日本管内で鉄道博物館を新設する気運が高まりました。そこでJR西日本は、交通科学博物館が老朽化して新たな博物館を建設する敷地として、梅小路蒸気機関車館に隣接する京都市の公園の一角を賃借し、2014年に建設が着工し、2016年に竣工しました。運営会社は西日本旅客鉄道(JR西日本)と財団法人交通文化振興財団が行っています。展示面積は約31,000m²で、開館時点においては、JR東日本の鉄道博物館やJR東海のリニア・鉄道館を面積・展示車両数で上回り、日本最大の鉄道博物館です。

京都鉄道博物館

運転シミュレーターを操作するには競争率の高い抽選に当たる必要がある。

展示施設は大きく三つに分かれています。一つ目は入場ゲートを入ってすぐにある、静態保存されている車両の展示スペースです。ここにはトワイライトエキスプレスや0系新幹線など、国鉄やJR西日本で活躍した車両が展示されています。二つ目は本館になります。ここの一階にも500系新幹線やDD51ディーゼル車などの車両の他に、パンタグラフや踏切の仕組みをわかりやすく解説するブースがあります。又過去に使われていた乗車券やオレンジカード、過去の改札口や座席の展示するブースなどもあります。上の階には運転シミュレーターや、約300平方メートルの広さを持つ日本最大級を誇るHOゲージの鉄道ジオラマコーナーがあります。三つ目は旧梅小路蒸気機関車館を引き継いだ屋外展示スペースです。これまであった扇形機関庫を利用した蒸気機関車の展示や、SLスチーム号の体験乗車の他に、SL第二検修庫が設けられました。これはSLの解体検査に特化した専用検修庫で、 博物館来館者用のペデストリアンデッキが通じており、SL検修の作業風景を見学することが可能です。

  鉄道博物館の散策
京都鉄道博物館

ジオラマは日本最大。

七条通りから梅小路公園に向かって歩いて行くと、入ってすぐの所に鉄道博物館の入り口があります。受付で入場料を支払い、ゲートを入ると目の前に0系新幹線とC62形蒸気機関車、そして大阪環状線で走っていた通勤列車のクハ103形の1号車が目に入ってきます。0系新幹線とC62は旧交通科学博物館から移転した車両で、C62は静態保存です。DD54形ディーゼル機関車も交通科学博物館から移転した車両です。ここはプロムナードと名付けられた展示ゾーンで、ここには先に記した車両を含め、全部で12両展示されています。次の展示ゾーンはトワイライトプラザになります。ここにはJR西日本を代表した寝台列車のトワイライトエキスプレスが展示してあります。トワイライトエキスプレスはJR東日本のカシオペアと並ぶ高級寝台列車でしたが、老朽化のためファンに惜しまれながら2015年に引退しました。ここには先頭の機関車の他に、食堂車や個室寝台車も展示されています。

京都鉄道博物館

列車以外の機器の展示も充実している。

本館に入ってまず目に飛び込むのは、500系新幹線です。とんがった先頭車両が人気のあった500系は、当時の旅客列車の世界最高スピードである時速300kmをマークしました。現在でもその人気に陰りはなく、外装や内装を変え、イベント列車として活躍しています。展示されている車両の中には入れるものもありますが、多くの車両は内部に入ることは出来ません。中には入れないものの、ディーゼル機関車のDD51は機関車の下部が通れるようになっていて、滅多に見られない部分が見られて興味深く見学できます。本館は他にも実に多様な展示物があります。特急やディーゼル機関車などの車両の他、踏切の仕掛けやパンタグラフの仕組み、駅の券売機や改刷の実物展示など、鉄道を運行するために必要な機器の展示が盛りだくさんあります。それらも鉄道ファンには堪らない展示物ですが、本館二階には新幹線と在来線の運転シミュレーターがあり、大変人気があります。これを操作するには抽選で当選する必要があります。展示されているコーナーによっては、JR西日本で実際に業務している社員が説明に当たっているところもあり、運営会社であるJR西日本の意気込みが伺えます。

京都鉄道博物館

二階の窓も新幹線700系に擬して凝っている。

また日本最大の鉄道模型ジオラマ展示と運転があり、それも入場制限があるほどの人気です。またスカイテラスが本館三階南側の屋上に展望スペースとして設けられ、京都の街並みやJRの在来線や新幹線が一望できます。京都鉄道博物館は、梅小路蒸気機関車館の施設をそのまま引き継いでいることは、冒頭で書いた通りです。ここには扇形車庫に20両の機関車が動態保存され、それらは機関車館内でスチーム号として運転したり、全国のJR各社に貸し出されたりして、イベント列車として活躍しています。また扇形車庫の横にSL第二検修庫が新設されました。これはSLの解体検査に特化した専用検修庫で、従来の機関車庫内にあった整備施設では、ボイラーの運びだしには大型クレーン車二台を機関庫構内に持ち込む必要がありました。このため重要部検査以上の検査をこの検修庫で実施し、交番検査などは従来通り扇形庫内の整備施設で実施します。ここを見学するには来館者用のペデストリアンデッキで、SL検修の作業風景を見ることが出来ます。

昨今の鉄道ブームを反映して、営業開始前から入り口前は長蛇の列になります。しかし入場すると展示スペースがゆったりとしているため、混み合っている印象はありません。飲食物の持ち込みも自由で、ゆっくりと見学出来ます。本館二階のレストランも、食事をしながら窓の外を走るJRの在来線や新幹線を見ることが出来るので、鉄道ファンにとって堪らない空間です。ただ、レストランの食事は余り褒められたものではなく、いっそうのこと全国の駅弁を提供した方が、鉄道博物館に来た記念になると感じました。

博物館へのアクセス

〒600-8835  京都市下京区観喜寺町

Tel.(075) 323-7334

JR「京都駅」下車徒歩15分

専用駐車場はありません

営業時間  9:00~17:00

休館日  毎週水曜日(祝日は開館)・年末年始

入場料金 : 一般 : 1,200円  大学生・高校生 : 1,000円  小学生・中学生 : 500円  幼児(3歳以上) : 200円

京都鉄道博物館のホームページ  : http://www.kyotorailwaymuseum.jp

周辺の観光・宿泊

観光地: 東寺 京都水族館 東西本願寺 京都タワー

宿泊施設: 新都ホテル 新・都ホテルサウスウイング ホテル京阪京都
ホテルセントノーム京都 ホテル佐野家