京都タウンマップ
洛東/祇園・岡崎周辺

top>>洛東>>泉涌寺

洛中/二条城・御所周辺

洛東/祇園・岡崎周辺

洛北/大徳寺・植物園周辺

洛南/京都駅・東寺周辺

洛西/大原野・大枝周辺

嵯峨・嵐山方面

鞍馬・花脊方面

伏見・醍醐方面

泉涌寺は、真言宗泉涌寺派総本山の寺院で、山号は東山または泉山とも言います。

泉涌寺本堂

本堂には日本一大きい涅槃図がある。

 泉涌寺の歴史

草創は平安前期の藤原緒嗣の法輪寺(のちに仙遊寺)とするが荒廃、建保6年(1218年)月輪大師が空海の草庵跡に建つ仙遊寺を寄進され、伽藍を建立しました。寺の名前は仏殿南西に湧く泉にちなんで、泉涌寺に改めました。この泉は今も枯れる事なく涌き続けています。月輪大師は34歳の時、中国宋に渡り、禅の正統を受法、さらに律、天台を学び、帰朝後開いたこの泉涌寺では律を本宗とし、天台、真言、禅、浄土の5宗兼学の道場としました。伽藍は月輪大師が宋の寺院を手本にして建てられた、最初の宋風伽藍です。

舎利殿は建物の傷みが大きい。

泉涌寺舎利殿 皇族・公家の厚い信頼を早くから受け、後堀河天皇の勅命により、御願寺になってから、皇室の香華院となったことから「御寺(みてら)」と呼ばれるようになり、四条天皇・御光厳天皇など多くの御陵があります。創建以来、伽藍は宋の法式に則り、三門閣、大仏殿、講堂、十六観院、琴言院、法輪宝蔵、僧堂などが次々に建ち、壮観を極めましたが、泉涌寺も他の市内の寺院同様、応仁の乱で全焼しました。当時、泉涌寺僧がいなくなったと言われるほど、荒廃してしまいます。その後、後土御門天皇の綸旨により再興されましたが、足利義昭と織田信長との争いで、堂宇が荒廃します。しかし信長・秀吉・徳川家の寄進で現在の姿になりました。なかでも寛文4年(1664年)からの6年間に徳川家綱によって、大規模な再建事業がなされています。寺の中心的建築物の仏殿もこの時の建築物です。

  泉涌寺の散策

御座所から眺める庭はよく整備されて、美しい。

泉涌寺御座所仏殿は寛文9年(1669年)に建てられ、重層入母屋造です。仏殿内部には須弥壇上に本尊釈迦・右に弥勒・左に阿弥陀の3尊を安置していて、天井画の龍雲図は狩野探幽の筆です。中に入る事は出来ません。阿弥陀三尊は伺えましたが、雲龍図は見る事は出来ませんでした。阿弥陀三尊の背後には、三月の涅槃会の際、日本一大きいと言われる涅槃図が掲げられます。仏殿南西には時名の由来となった湧き水は、水屋形の中にあります。その左横には清少納言の石碑が建っています。これは清少納言が仕えた一条天皇中宮定子が亡くなったあと、鳥部野陵に埋葬されると、彼女はその近くに隠棲したと伝えられる事に由来しています。鳥部野陵は泉涌寺北東に当たる、京都の埋葬の地です。仏殿背後の舎利殿は、仏殿と同時に造られました。内陣壇上に、2世湛海が建長7年(1255年)に宋より請来した仏舎利を納めた舎利塔が祀られています。ここも中に入る事は出来ません。後水尾天皇中宮東福門院が寛文5年(1665年)に寄進した楊貴妃観音堂には、湛海が仏舎利とともに宋より請来した楊貴妃観音像が祀られています。観音像の両脇には6体の羅漢像があります。この羅漢像は湛海が請来した観音像と共に来ました。本来羅漢像は16体いて、請来したときにも揃っていましたが、応仁の乱で10体が焼失ししてしまい、現存しているのは6体のみとなってしまいました。しかし楊貴妃が観音像になっているのも、何となく不思議な気がします。

霊明殿は近づく事は出来ない。

泉涌寺霊明殿御座所は安政3年(1856年)に建立され、明治天皇が使用していた旧御所の御里御殿を明治17年(1884年)に移築したものです。狩野探幽の幔幕図や永岳の熊鷹図など、桃山全盛期の絵画が宝物されています。また御座所から見える庭園は素晴らしく、よく整備されています。御座所を出て、左手に歩くと霊明殿・月輪陵があります。霊明殿は明治17年(1881年)に明治天皇により再建され、天智天皇以来の歴代天皇の後尊牌が奉祀されていています。中に入る事は出来ません。月輪陵は霊明殿の後方に位置し、石段上に唐門を構えています。ここには四条天皇・後水尾天皇などの歴代天皇や皇后が葬られています。前面に白砂がひかれ、柵が設けてあり、近づく事は出来ません。また月輪陵の入り口にある手水鉢の形が菊の形をしていて、さすがに天皇家の香華院と納得しました。

泉涌寺へのアクセス

〒605-0977  京都市東山区泉涌寺山内町27

Tel.075-561-1551

JR奈良線「東福寺」駅下車、徒歩約20分

拝観時間  : 9:00~16:30

拝観料金  : 500円(一般),300円(中学生以下)

大門前駐車場(無料)

ホームページ  : http://www.mitera.org

周辺の観光・宿泊

観光地: 清水寺 東福寺 三十三間堂

宿泊施設: ハイアットリージェンシー 京都 ホテル東山閣 ホテルグラン 京都清水