京都タウンマップ
洛東/祇園・岡崎周辺

top>>洛東>>新門前

洛中/二条城・御所周辺

洛東/祇園・岡崎周辺

洛北/大徳寺・植物園周辺

洛南/京都駅・東寺周辺

洛西/大原野・大枝周辺

嵯峨・嵐山方面

鞍馬・花脊方面

伏見・醍醐方面

新門前看板

新門前に向かうにはダルマの看板が目印

 新門前の歴史

この通りは浄土宗総本山知恩院へと続く門前通りで、西は川端通りから東は東大路まで全長約500メートルあります。この通りに多くの古美術商があり、日本だけではなく海外からもコレクターや美術館から買い付けにやってきます。この通りが古美術の通りとして知られるようになったのは、明治の中期の頃からです。す。当時京都で外国人が宿泊するには、円山の「也阿弥(やあみ)ホテル」(1906年【明治39年】に火事に遭い廃業。現在はありません)や蹴上の「都ホテル(現ウェスティン都ホテル京都)」と三条河原町の常盤ホテル(現在の京都ホテルオークラ)がありましたが、この外国人を目当てとして、骨董商が新門前に店を構えたのが始まりとされています。日露戦争の頃には近くの智積院に捕虜として収容されていたロシア人も骨董を購入していたようです(その時の捕虜は自由に散策できた!)。第二次世界大戦後の一時期は今よりも店の数が多かったようですが、今は少し減ったようです。しかし最近の骨董ブームで観光客を中心に客足が戻りつつあり、新たに開業するお店もあるようです。

 

新門前骨董商

古美術商の中には観光客目当ての店から、店頭にはほとんど商品を置かずに、コレクターや美術館の学芸員などの美術のプロを相手にした店もあります。観光客相手の店も、陶器の専門店や、掛け軸の店、骨董の店などバラエティに富んでいます。海外の観光客には京都の社寺には見向きもせずに、新門前を目指してやってくる方も多いようです。通りに掲げられている達磨をデザインしたマークは、昭和45年(1970年)に新門前の若い美術商たちが、創案して掲げるようになったのが始まりです。海外のファンには「Shinmonzen」よりも「Daruma Street」の方が、通りがいいようです。

新門前には日本の古美術から西洋アンティークまで色々ある。

新門前絵草子
  新門前の散策

新門前通りは西は川端通りから東は東大路まで全長約500メートルの短い通りで、普通に歩けば10分足らずで抜けられますが、骨董に興味のある方ならきっと一日中おられても飽きる事はないでしょう。お店の中には美術のプロを専門に商売をされて居お店があるので、そちらに行かれてもあまり面白くは無いかもしれません。しかしそうでは無い店の方が多く、初めてはいるお店でも気さくに対応してもらえるので、安心して入っていけます。取り扱っているお店の商品も日本画、西洋アンティーク、陶器、木版画、禅僧の書などバラエティに富んでいて、どんなお客さんにも対応できるのが新門前商店街の特徴です。

店頭には展示していなくても、それぞれのお店には必ず貴重な古美術品が所蔵されていて、「この界隈が火事になったら一体どれだけの損害が出るのか」と要らぬ心配をするほどです。

写真のお店は絵草子さん。
版画専門店で、貴重な浮世絵が多数ある。

新門前柳

新門前の柳さんは日本美術界だけでなく、海外の美術界でも著名なお店。

新門前へのアクセス

京阪三条駅より歩いて15分

参考文献  : 丸山宏・伊從勉・高木博志編 : みやこの近代 : 思文閣出版刊