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京都御所を北に一直線、賀茂川と北山通りの角に京都府立植物園があります。眼前には北山連峰があり、賀茂川が前を流れる自然環境の良い立地になっています。周囲は閑静な住宅街と、おしゃれなお店が建ち並ぶ最近の京都注目のスッポトです。又北山通りは、滋賀県や京都の北部に抜ける幹線道路になっていて、休日には多くのマイカーで渋滞します。

 府立植物園の歴史

京都府立植物園の正門前の花壇には、写生をする人の姿をよく見かける。

京都府立植物園 正面

府立植物園は1913年(大正2年)、ときの京都府知事大森鐘一は大正天皇の即位大典を記念して、はじめここに博覧会を開催しようとして敷地を買収しましたが、途中でこれを変更し、三井家の男爵三井八郎右衛門の寄附金を得て植物園にすることにしました。1931年(大正6年)に起工し、六ヶ年の歳月を費して同12年11月に竣工し、翌年正月に「大典記念京都植物園」として開園しました。242,000平方米からなる広大な地域は、もと田畑であったのを整地し、園内の半木神社の森をとり入れて池をつくり、地形を利用して、平野または高原折衷の自然園とし、よく和洋式庭園の要素を巧みにとり入れました。また数千種にのぼる多数の植物を、各々の立地に適合するように配列しましたが、八十有余種からなる竹笹類見本園は他所にはみられぬものとして、世界的に有名でした。その他、芝生・花壇・薬草園・高山植物園及び附属運動場を設け、わが国最大の充実した植物園となりました。また、第2次大戦中は園内に菜園が設けられ食糧増産の場になったりしました。

京都府立植物園 観覧温室

観覧温室の大きさは国内でも有数。

しかし1945年(昭和20年)九月、敗戦による連合軍の国内進駐に当って米軍家族住宅地として接収され、翌二十一年園内各所に将校住宅が建てられました。当初は京都御苑が進駐軍の住宅地の候補に挙がっていましたが、京都府議会などが、「国民感情からして許されぬ」などの意見が出て、植物園が代替地となりました。そのため永年にわたって育成した内外の貴重な植物は荒廃してしまいます。1957年(昭和32年)12月、ようやく接収解除となり、ふたたび府に返還され、1961年(昭和36年)に再び公開されました。1970年(昭和45年)に「日本の森」、1981年(昭和56年)に「洋風庭園」、1992年(平成4年)に「観覧温室」、「植物園会館」を造成しました。同年12月には「北山門」が出来て、京都市地下鉄を利用した交通の便が良くなりました。

半木神社は園の中央部にあり、周りの風景によく溶け込んでいる。

京都府立植物園 半木神社園内にある半木(なからぎ)神社はかつては流れ木神社とも言い、京都に平安京が出来る前からある、古式ゆかしい神社です。半木神社がある地方は、錦部の里と称されていましたが、これはこの地を開墾した賀茂族が養蚕をして絹織物を生産していたためでした。その後平安時代になって、後一条天皇の時代になり、1018年(寛仁2年)朝廷から正式に、賀茂別雷神社(上賀茂神社)の社領地として、錦部郷の名称を賜り、寄進されました。養蚕業に携わっていた賀茂族と秦族との人々が、その職業の守護神として四国の阿波から、天太玉命(あまふとたまのみこと)を勧請鎮祭しました。それが現在の半木神社です。この神社は写真でご覧の通り小さな社で、従って神域も広くありませんが、綺麗に整備されて気持ちよく参拝できます。

  府立植物園の散策

水車小屋は長時間見ていても、飽きが来ない。

京都府立植物園 水車小屋園に入るには、南の正門と北山門との2箇所有りますが、自動車で来園をするときは正門の前に駐車場があり、便利ですが、交通機関を考えているときには、北山門が京都市地下鉄が直ぐそこなので、便利です。正門から入ったときに、まず目に入るのは、正門花壇です。春に訪れると、正門花壇にチューリップが咲き誇り、後方には桜の群生が見られ、美しい風景が広がります。その次に注目する施設は観覧温室です。この温室は1992年(平成4年)に出来た比較的新しい施設で、周囲には池のように水が張られて、あたかも温室が島のように見えます。内部は、回遊式に鑑賞でき、グルッと見て廻ると熱帯の植物が観賞できます。展示植栽植物は約4,500種類、25,000本に及び、国内初展示、初開花の植物も多く、名実ともに日本最大級の温室で、一年を通して熱帯植物が観察できます。温室を出て、北に向かって歩いていくと、なからぎの森があります。この森は園内唯一の貴重な自然林となっていて、様々な種類の木立があります。森の中には川が流れていて、その途中に水車小屋があり、特別な仕掛けは何もないのに、長い間、前にあるベンチに座って眺めていても、飽きることなく時間を過ごすことが出来ます。

日本各地から、様々な植物が収集されている。

京都府立植物園 水車小屋次に訪れるのは、植物生態園です。ここは京都府開庁100年を記念して開設された庭園で、日本各地の山野に自生する植物や古来からの園芸植物などをできるだけ自然に近い状態で、植生することがなされています。ここで居ながら、日本全国の様々な植物が見られるので、今まで見たことがない草花を見られます。園の正面入り口の左手にあるのが、洋風庭園です。ここにはテレビや映画で見られるような、西洋風の庭園が作庭されています。バラ園や生け垣など、日本では余り見られない庭園風景が広がっています。また、園の中央には芝生公園があり、平日には近くの幼稚園や保育園から遊びに来ている光景が、よく見られます。植物園は京都市民なら、小学生の時に遠足などで、必ずと言ってよいほど訪れるところです。また、草花を愛する方なら、何度も訪れている京都のオアシスとも言える場所と言えます。

 

植物園へのアクセス

〒606-0823  京都市左京区下鴨半木町

TEL (075)701-0141

京都市地下鉄「北山駅」下車徒歩すぐ。

駐車場  : 正門前に有料駐車場があります。

観覧時間  午前9時から午後5時まで(入園は午後4時まで)温室観覧時間  : 午前10時から午後4時まで(入室は午後3時30分まで)

その他詳しくはホームページをご覧下さい。

ホームページ  : http://www.pref.kyoto.jp/plant/

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宿泊施設: グランドプリンスホテル京都 アピカルイン京都 ホリデイ・イン京都 関西セミナーハウス